変分法の例
平面内の二点(x1,y(x1)), (x2,y(x2)) を結ぶ曲線で、長さが最短なものを探そう。
関数y(x)をいろいろ変えて(すなわち、y(x)→y(x)+dx(x) として)、平面内における曲線の長さ∫dx√{1+y'^2}の極値を求める。いわば、「極関数」を探すことになる。
曲線の始点・終点は固定してあるとする( dx(x)=0 )から、
を得る。これを解けば、y=ax+b、すなわち、平面内の二点を結ぶ曲線で最短なものは直線。
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